先日,ホークスの東浜巨がノーヒットノーランを達成しました。

今季は佐々木朗希が完全試合を達成しました。

そのためなのか,ノーノーを含む「パーフェクト」に敏感になっている雰囲気になっています。

これはもう,今季の流行語大賞のトップテンには入れそうですかね。


さて,そのようなこともあり,今季は「投高打低」の風潮があるように思います。

投手が軒並み成績が良く,その一方で野手は成績が振るわないという現状です。

天気の「西高東低」からの造語ですね。


実際16日段階で,パ・リーグでは規定投球回達成者の中で,7人が防御率1点台なのです。

セ・リーグでも,青柳が防御率1点台で,他7人も防御率2点台です。

これはもう,異常事態に近いような状況です。

私からすれば,『2011年からの「統一球」に戻ったの?』と思えるくらいです。


なぜこのような状況となったのでしょうか?

私が思うに,4月は大砲が軒並み不甲斐なかったからではないでしょうか?

16日現在,パ・リーグの本塁打トップは14本の山川です。

2位がギータ,浅村,アルカンタラ,今川の6本なのです。

山川は現段階で規定打席に達してないにも関わらず,2位に倍以上で独走しているのです。

昨季の本塁打王である杉本,本塁打王の経験があるレアード。

というように,本塁打王の有力候補が軒並み調子が上がらないのです。

2位に最下位の日ハムが2人いるということが,もう「異常事態」を表しているというものです。


セ・リーグでも,岡本が独走状態という具合になっていました。

5月に入って村上が並んできましたけど,やはり本塁打王候補が悉く不調だったのです。

まさに,リーグ全体が2011年と12年の統一球のような事態になっていたのです。


16日現在,打率でも3割打者が少なすぎるのです。

セ・リーグで5人,パ・リーグで3人しかいないのです。

その中で離脱者もそれなりにいるので,もっと少なくなるという可能性もあるのです。


このように,何故か今季は野手が軒並み調子よくないのです。

かつての統一球のような「飛ばない球」に,知らず知らずのうちに変わってしまったのか。

そう思っても仕方ないくらい,今季は「投高打低」なのです。

そうした風潮が,ノーヒットノーランや完全試合が出やすいことの後押しになっているのでしょうか?


何故野手陣が軒並み調子が悪いのか?

それは分かりません。

まあ,落合博満からすれば「技術がないだけ」と一刀両断すると思います。

それとも体力の問題なのでしょうか?


いずれにしても,このままならノーヒットノーランや完全試合といった「パーフェクト」への期待はもっと高まります。

野手陣が悉く打てないのなら,記録を作りたい投手にとってはチャンスとなります。


ちなみに,統一球となっていた2011年に,ノーヒットノーランは誰もいません。

翌12年には,マエケン,杉内(準完全試合),西勇輝が達成しています。

今季の「投高打低」現象は,統一球の時とは違うところに原因があるのでしょうか?


ということで,あまりにも不思議な現象が起きている今のプロ野球です。

この状況が今後変わるのか,変わらないのか?

変わらないのなら,大記録が今季またしても誕生するのでしょうか?

何にしても,球界が盛り上がったらいいなと思うものです。


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